価格を下げると、企業は倒産する。単純にそうなるわけではありませんが、そういう場合は多いです。
ではその商品をブランディングするとは価格を上げそれを保つだけのことを言うのでしょうか?
いいえ。それは違います。
価格が高いものでなくてもブランディングが成功している事例はいくつもあります。
例えば、ユニクロです。ヒートテックはとても快適で丈夫、温かく軽いそれでいて消費者が購入しやすい価格ですよね?
これはブランディングが成功しているから良いイメージを皆さんがもっているのです。
何枚あっても購入する人、今までに購入したことがある人は多いでしょう。
しかし、価格は高くありません。
メンソレータムという傷口に塗る薬があります。これもロングセラーです。高くはないです。
つまり価格ではなくブランディングとは信用なのです。
長い歴史のある商品である。そのセミナーの開催者はとてもみんなのためになる話をする人として有名である。
キングコングの西野さんが卒業式に来てくれると言ったら、ワ~、キャーと盛り上がるかと思います。これもあのプペルの作者の西野さんが来てくれるの?となりますよね?これも西野さんが蓄積してきた信用です。例えば、そんな西野さんがプロデュースした商品がそれなりの価格で売られていたとしても、そこに顧客ニーズはあると思います。今度は商品そのものでなく、販売時点での西野さんの信用があるからです。西野さんのプロデュースしている商品であれば、いい物であろうと人は思います。これも信用の問題です。ではどうやって信用を作っていけば良いのでしょうか?次回はそんな話をしていこうと思います。
行政書士 西本