ゴールドとシルバーだとゴールドの方が価値があります。値段が高いです。貴重であり、きれいだからです。シルバーはそこまでの価値はありません。
昔、シルバーアクセサリーを作ることができるお店で知ったのですが、何かの粘土?銀の粘土のようなものから作るんですね。
出来上がったものは持ち帰ることができます。
誰でも手軽に作れるのですが、ここもゴールドにはない特徴です。扱いやすさはゴールドより上です。
シルバーはゴールドより価値が低い、しかし方法によってはその価値を逆転することができる、代表的なものがクロムハーツです。クロムハーツの出現後、もっというとクロムハーツが世に認知され始めた後は、こぞって同じような商品が売り出されました。ポイントは値段を破格レベルまで上げたことです。そして信念をもって仕事をしたということです。
ブランドの名前もかっこいいです。今でも名前の響きは類をみないほどかっこよく愛用者も多いです。
なぜ、クロムハーツはシルバーでありながらゴールドを上回ることができたのでしょうか?
ネーミング、そして売り出し方、そしてセールをしないブランディングの構築です。
名前の付け方は秀逸です。ハーレーに乗らない若者でも欲しくなるネーミング、そして芸能人、これもかなり意外な方が愛用者だったりと勝手に芸能人の方が広告塔になってくれるということ、もしかしたら依頼していたのかもしれませんが私はそうではないと思っています。
物の価値というのは相対的に決まることがあり、絶対的な価値は時に相対的な価値によりその牙城が崩されることがあります。但しそれには条件があります。それは「信念をもって誠実に目の前の仕事をこなすこと」です。
大きな存在に勝てないまでも、この信念をもって仕事をするということはできます。いつでもそうありたいとものです。
西本