バスの乗り場、電車の乗り場、日本人はきれいに整列しているが不思議だという外国人が多いそうです。
確かに、通勤・帰宅ラッシュ時で人がごった返していたとしても公共機関の乗り場ではきれいに並んでいることが多いです。
横から入ってくる人が異端であるかのごとく、整列されています。

これはなぜでしょう。
一つは集団行動が多いことが考えられます。
小学校・中学校など教育現場では集団を重んじ、整列までも重んじます。
幼いころからやってきた習慣は、大人になったとしてそう簡単には抜けないですし、当然のごとく毎日のように公共機関で行われるのであれば、いやでも整列してしまいますよね。
二つ目は、テレビ番組でやっていたそうですが、徳川家康の時代までさかのぼると、戦において「抜け駆け」が禁止されたことで順番を守ることができているそうです。

昔も今も日本人は整列ができていたと考えると、すごいですよね。
スムーズに乗り降りができる点で整列は大切ですが、並ぶ場所によっては逆に邪魔になってしまう恐れがあるのも難点ですね。

大野