暮らしと法律– category –
-
強迫と所有権〇×クイズ
さて、いきなりですが問題です。 AさんはBさんと甲土地について売買契約を締結しました。Aさんが買主で、Bさんが売主です。甲土地を買い受けたAさんはCさんと甲土地を売却する契約を締結しました。その後、CさんのところにBさんが現れ「Aの強迫で甲土地を... -
第三者に関する問題
いよいよ行政書士試験が近づいてきましたね。 受験生の皆さん、仕上がり具合はいかがでしょうか。まだまだ、と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、焦らずじっくり仕上げることも大切です。 さて、いきなりですが問題です。 売主Aは、買主Bとの間... -
消費者契約法の意義
消費者契約法というものを聞いたことがあるかと思います。 適用の対象となるのは、消費者と事業者との間で締結される契約です(消費者契約法第2条第3項)。 この法律ができたのは、 消費者と事業者が契約を締結するとき、両者の間には持っている情報量や... -
契約書作成のメリット
誰かと取引をする際、契約書を作成するかと思います。 契約書を作成するのは時間もかかるし、めんどくさい。かといって、ないがしろにすることもできないが、専門家に依頼すると費用がかかってしまう。 そう思うのは仕方ないですし、その通りだと思います... -
受験資格(受験制限)がある理由
何か資格を取ろうと考えた際、受験資格があるものと受験資格がないものがあります。 例えば、学歴制限:大学卒業以上など、一定の学歴を要求される場合年齢制限:20歳以上36歳以下など、年齢が設定されている場合実務経験制限:ある分野での実務経験を... -
六法とは
法学部に入学すると、何かの法律系の資格にチャレンジしようとすると用意する必要がある物として、六法があります。 日本にはいくつもの法律が制定されていますが、六法とは何を指すのでしょうか。 これは、憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟... -
契約書に書いているけれど説明していない場合、どうなるか?
宅建士における重要事項説明などのように契約書があってさらに説明も要求されるている場合、これを説明していないのであれば、それは違法ということになります。 そうではなくて、契約内容を説明していないけれど、契約書に書いている場合、あとから言った... -
通行地役権と囲繞地通行権の違い
先日、囲繞地通行権について、ブログを書かせていただきました。 本日は、囲繞地通行権と似て非なるものである、通行地役権についてです。 まずは、囲繞地通行権は他人の土地に四方八方を囲まれ、道路に出ることができない土地の人が、道路に出るために他... -
囲繞地通行権
通行地役権は、自分の土地の便益のために他人の土地を通行することができる権利のことを言いますね。 これに似たもの(似て非なるものです)として、囲繞地通行権というものがあります。 囲繞地とは、道路に通じていない土地を囲んでいる周囲の土地のことを... -
陪審制
先日、「法の日」をご紹介した際、10月1日は陪審法が施行された日であることから、法の日が10月1日になっているといいました。 違和感を覚えた方、鋭いですね。 現在、日本では「裁判員裁判」か「職業裁判官による裁判」のいずれかです。 すなわち、...