契約法の考え方– category –
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共同事業における取り決め
共同事業契約書ということもあります。こちらの契約書は債務の履行相手がお客様なのに、契約書はその事業を共同で行う二人(二社)間で締結することに大きなポイントがあります。 つまり、例えば、損害が発生したとしたらそれはお客様との関係で損害を発生... -
契約書にはすべて書かないといけないのか?
タイトルを質問としたら、答えはNoです。すべて書かないとはどういうことかと言いますと、例えば損害賠償規定です。 契約各条項に違反したら損害賠償を請求できる。とよく見る条文ですが、これを書いていないとでは、契約違反があった場合、損害賠償請求で... -
パーソナルジムのトレーナー契約の種類
これは最近ご依頼いただくことが多いタイプの契約になります。 民法上の契約種類でいうと、請負か準委任となるかと思います。 1ヶ月で食事管理までして結果を出すという点に特化して高額の依頼料をいただくということになると請負の性質も多分に含んでい... -
英会話講師と特定商取引法
オンラインであれ、オフラインであれ、英会話講師をされる場合、特商法の規制にあたります。そうなりますと、違約金の定めですとか、クーリングオフですとか契約書、概要書面などに記載することはもちろんそうですが、広告の仕方などにも気を付ける必要は... -
NDAの危険性
NDA(秘密保持契約書)を交わされることはあるかと思います。大掛かりなイベント出演や受注なんかではまず、NDAを交わし、それから本番での契約書を交わすという流れがごく普通かと思います。 NDAは似たようなものという思い込みからよく読まれなかった方... -
多くの事を盛り込みすぎた契約書の末路
ご依頼者様の中には、特定の場面を想定して、項目を作成される方がまれにいらっしゃいます。 例えば、契約の終了を希望する場合は、スラック(他の方法は認めない)のみで平日の10時~12時の間のみかつこちらから承諾の返事があった場合のみ受け付ける、の... -
タイトルだけ業務委託契約書
よくご質問でこれは準委任です、これは業務委託ですので報酬はいただくようにしたいのですが、というご質問を受けます。これは本当に多いです。 結論から申し上げますと、「大変困る」というのが本音です。 といいますのは、タイトルが業務委託であっても... -
業務委託契約書の意味
よく業務委託契約書という言葉を耳にしますが、これは何を扱う契約書なんでしょうか? ある特定の業務を委託する、それに報酬をもらうということを取り決めた契約書になります。 そしてよく、業務委託契約書は準委任契約だとおっしゃる方がいらっしゃいま... -
GPT4を使った感想と契約書作成への影響
使ってみました。GPT4。すべてではありませんでしたが、例えば請負に関する契約書を作成してですとか、必要な項目は?ですとか、そういった質問を投げかけると、大枠として間違いのない形で返答が来ます。 分掌フレーズや雛形に近いものも質問の仕方次第で... -
紹介ビジネス契約書、マッチングサイト利用規約の注意点
こちらもよくご質問を受ける内容です。 例えば、企業に税理士を紹介するとして、そのマッチングをするというビジネスですね。こちら場合によっては職業紹介に当たりますので、人材紹介又は派遣業許可は事前に取っておいてください。 さて、契約面ですが、...