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契約は一度締結したら何が何でも守られるのか(事情変更の原則の話)
契約法の考え方
契約は締結するもしないも当事者の自由です。そしてどのような内容の契約とするかもまた当事者の自由です。 そうであるならば、当事者がこれでよいと決めた契約であればそれは守られるべきです。 よって一度締結した契約は原則として守られるべきであると... -
UFO
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未確認飛行物体をUFOといいますね。 Unidenttified Flying Objectの略です。 日本ではピンクレディーのUFOも有名です。 そんなUFOですが、仕事においても存在するそうです。 U うっかりF 不安O おうちゃく 職場になれ、作業に馴れてしまい気を抜いて... -
不正・不当・不法
暮らしと法律
昨日の続きとして、三つの違いについて書いてみようと思います。 今回は、不正、不当、不法です。 不正一般的には正しくないことを意味します。そんな不正ですが、「急迫不正の侵害」などと法律に規定がなされています。急迫不正の侵害とは侵害が違法なも... -
もの・者・物
暮らしと法律
法律の規定において、ときと時を使い分けるように、ものについても使い分けがなされています。 者:法律上の人格を有するもの(自然人や法人)を指す場合に使用されます。「事理を弁識する能力を欠く情況にある者」(民法7条) 物:有体物を指す場合(形... -
前段・後段
暮らしと法律
OO条前段によると、OOという結論になります。 OO条後段が根拠です。 あまり言わないセリフですが、法律の本を読んでいると前段後段という言葉がたまに出てきます。 どこまでが前段で、どこからが後段なのか。 普通に読めばわかると思いますが、説明はでき... -
施行令と施行規則
暮らしと法律
法律を勉強していると、「政令で定める・・・・」「OO省令で定める・・・」 などという規定を見たことがあると思います。 政令や省令で定めないで、法律に規定しといてくれよ。と思ってしまいがちですが、 法律は国会で作られます。 そのすべてを国会で作... -
公正証書を作る意味
契約法の考え方
契約書を作成する際、公正証書にするかどうかを考えられたことはありませんか? 公正証書とは公証人役場という場所(地方法務局や街中にあります)に当事者で出向き、公証人という法律の専門家に契約書を作成してもらって保管までしてもらうという制度です... -
共同著作の権利行使
著作権法
共同著作が成立すると、様々な効果が発生します。 第1に権利の行使に関する効果である。共同著作の要件を満たすと当該共同著作権の著作者人格権は原則として、著作者全員の合意によらなければ行使することができません(64条1項)。さらに著作権は共同著作... -
特払い
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特払いとは、お得に支払うことではありません。 特別払戻しのことを言うそうです。 競馬や競艇、競輪などにおいて競走は成立したが、的中券が一票も売れていない場合には、その投票法に投票した購入者全員に対して、控除率を差し引いた分のお金を特別に払... -
スマホ老眼
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iPhoneの値上げでスマホの価格が20万円を超え、現代では必需品であるものの、贅沢品ともいえるようになったスマホ。 スマホ一つで業務をこなし、決済をし、ゲームを楽しみ、連絡も取れる時代となりました。 そこまで大きくない画面をずっと見ていると、...