毎日何時間も勉強して試験の結果が振るわないと落ち込みますよね。しかし、それには理由があります。
勉強する目的がある場合、ほとんどがそうですが、はまってないとあまり意味がないです。ホリエモンが大学受験時代の英単語を記憶するというエピソードでも似たようなことを言っていましたが、まさにそうです。
集中して、試験に出る、または仕事のどの部分にいかすのかをはっきりしてから勉強することです。つまり目的意識を持って勉強することですね。
さらに、具体的に何を持って勉強していると言えるかですが、記憶している、理解している、そして整理している、この3つが出来ているかどうかこれが勉強していると言えるポイントです。
何でもそうですが、最低限覚えていないと人に説明することも、書くことも、ましてや問題を解くこともできません。
ですので記憶は大切です。しかしその記憶は何のためにするのか。いつ使うのか、どういった意味のあることなのか、ここを知っていること、これが理解です。
民法で表見代理という制度がありますが、例えばこれはどういう場面で使いますか?無権代理とは違うのでしょうか。違うとすればどこが違うのでしょうか?効果はなんでしょうか?要件は何でしょうか。ここまでを覚えて理解して区別しておく、つまりは整理しておくことです。
意味もなく覚えていては苦痛を伴いかつ仕事でも試験でも使えません。そういうことは勉強とは言いません。
効果の高い勉強をしましょう。
西本