新型コロナウイルスの影響でテレビ収録などが回避されるなか、有名人がYouTubeチャンネルを開設することが多くなっています。
テレビよりもYouTubeの方がメリットがあると考え、乗り換えている方もいらっしゃるようですが、有名人がYouTubeチャンネルを開設するとつい見たくなります。

テレビの中の有名人がテレビと同じスタンスでYouTube動画を配信している方がいいのか、YouTubeはテレビでは見せない姿を見せた方がいいのか悩ましいところだと思います。
前者であれば、テレビからYouTubeに乗り換えたという印象が強くなりますが、後者では新たな姿を見れるので新鮮味があります。
私は後者の方がいいですね、最近のテレビはあれはダメこれもダメで面白みがなくなっています。YouTubeでも規約などがありできることは限られていますが、まだテレビよりもできる芸の幅は大きいと思います。

また、テレビと違い企画から実行（撮影）、編集まで自分で行っている方が多いと思うので、演者としてもやりがいがあると思います。
テレビでは自分が流してほしいと思っているところをバッサリと編集で切れることもあると思うので。

YouTubeでは生配信をなされている方も多いので、視聴者との生のやり取りができるのも面白い点ですよね。
ニュースやワイドショー以外の生配信がテレビでは少なくなっているので残念です。臨場感がなくなってますよね。

偏向・報道しない自由などと揶揄され、面白くないといわれているテレビの未来は閉ざされるのでしょうか。
何か手があればいいのですが、一人一人がチャンネルを開設できるような時代が来るかもしれませんから、テレビも抜本的に改革しなければ難しいでしょう。
テレワークが進んだからといって、テレワーク仕立てのドラマというのは違うと私は思います。
また、スポンサーは大切ですが、スポンサーの意向に反するものは絶対NGみたいなスタンスも違うと思いますね。
面白い・価値がある、というものにスポンサーも支援してくれていると思うので、自由に番組作りをしていくべきだと思います。

YouTubeに限りませんが、動画配信が様々な媒体で可能となり視聴者とのやり取りもできるようになり、身近なものとなりました。
その中で我々が何かお手伝いできることがないか、日々考えております。

大野