何とかして外で音楽が聴けるようにならないものか。

何とかして借りてきたCDを残すことができないだろうか。

どうにかして音源を録音できないだろうか。

これを叶えてくれたのは、カセットテープでした。

これが進化し、次世代オーディオ機器として期待されたのはミニディスクです。

カセットテープはテープが絡まったり、緩くなったり、切れたりしてしまい、絶望の淵に立たされたこともしばしば。

これを格段に減らしてくれたのがMD。

大変コンパクトで持ち運びも簡単、データなので早送りや巻き戻しも簡単。
画期的なものができた、として重宝されたと思います(おそらく)。

しかし、技術は発展し、わざわざカセットテープやMDに落とす必要がなくなりました。Ipodの登場です。

ダウンロードするだけ、という意図も簡単な方法で音楽を外に持ち運べるようになりました。

そして、携帯電話、スマートフォンにその機能が実装されたことでそれらは一斉に日陰へと追いやられてしまいました。

その結果、2025年2月28日、ミニディスク(MD)は生産終了を迎えました。

ご存じだったでしょうか?
時代の流れを感じますね。

大野