皆さん苦手としているのではないでしょうか?結論から行きますとここで得点することはあまり期待しません。といいますのは、近年はそうでもありませんが、ここは過去問を解いても類題が出題される可能性が低いからです。
また考え方というのはあるにはあります(日本の場合は地方においては大統領制、国政は議院内閣制)が、それが分かっているからといって自信をもってこれだと解答するに至らないのではないでしょうか?そうはいっても3から4問でますので捨てることも微妙なところですね。
そこで対策ですがここは唯一条文を手掛かりにするのではなく、テキストを手掛かりにしてください。条文はなくてもいいです。(一部必要ですが2つ程度)
定義を覚えましょう。イメージしましょう。特別地方公共団体の種類や議会の権限、執行機関、長の不信任決議の流れ(ちょうど、今話題の兵庫県知事を使ってイメージするのもいいかもしれません)、住民の権利、住民訴訟、条例、規則、財務、国地方係争処理委員会の各分野の定義を覚えましょう。これだけなら一日でできるはずです。そのあと、問題を解くのですが可能であればこれは予想問題を解きましょう。先ほども言いました通り、過去問がすごく役に立つとは言いにくい面があるのでコスパの意味でもここは予想問題を解きます。あんまりわからないや、くらいでいいので定義を覚えたら数をこなしてください。そして2問とれればよいくらいのイメージで後は、手続法、不服審査、事件訴訟、国賠等、総論に力を注いでください。
南本町行政書士事務所 特定行政書士 西本