江戸時代に華岡青洲という医者がいたそうです。
この方は最先端の医術を学ばれていたそうで、当時の医療の限界を痛感していたそうです。
現在では当たり前の麻酔手術ですが、そんなに医療が発達していない昔においては外科手術は激痛との戦いでもあり、命がけでした。
青洲も大手術には全身麻酔がなければ患者は耐えられないと考えていたそうで、麻酔薬の改良を行い始めました。
そして、1804年10月13日、世界で初めてとなる全身麻酔を用いた外科手術に成功しました。
全身麻酔の外科手術の初めての成功が日本人医師だったのは意外でした。
先人たちの知恵の結晶で副作用はあるものの安心して治療に臨めることに感謝したいと思います。
大野