未成年者の法定代理人の権限
法律により代理権を有することを定められた者を法定代理人といいます。
例えば、未成年者は未熟ゆえに誤った行動をとる可能性があることから、親権者や未成年後見人が本人(未成年)に代わって法律行為を行う、私的自治の補充機能が親権者・未成年後見人には認められています。
| 権限 | 内容 |
| 代理権(824条、859条1項) | 未成年者を代理して法律行為を行う |
| 同意権(5条1項) | 未成年者の法律行為に同意を行う |
| 取消し権(5条2項、120条1項) | 未成年者が行った法律行為を取り消す |
| 追認権(122条) | 未成年者が行った行為を認める(追認する) |
大野