ビジネスの世界では、キャンセルが生じることは多いかと思います。
飲食店の予約が無断キャンセルされた、という場合ではなく、共同企画など一緒に何かのビジネスをしようと持ち掛け、話し合ったが、結果としてその企画が流れてしまうような場合です。
相当話が進んだ後にキャンセルとなると、補償など金銭の問題が生じる場合もありますが、企画段階であれば、マナー違反など道徳・倫理が問われるにすぎず、別段おかしなことではないかと思います。
今は誰でも情報が発信できる時代ですから、「なにくそ、一方的に破談にしやがって」とその思いを世間に公開してしまうのはいただけません。
相手方もいろんな話をした結果、キャンセルをしたのでしょうから、責められるいわれはないことの方が多いです。
本当にその企画が自社にとって有意義なものなのか、など考慮しなければならないことは多いはずですから。
そのため、企画が流れる可能性があることは容易に考えられます。
いろんな暴露話が飛び交っている昨今ですが、ビジネスマナーという観点からすると、公開した方の信用が一気に下がると考えられます。
どうしても相手に言いたいことがある場合は、相手方に直接伝えられのがよいでしょう、連絡はつくはずですから。
キャンセルされた事実を公開することの方が守秘義務、マナー違反ととられることが多いです。
大野