新聞は、社会情勢を伝えてくれる媒体です。
日本では江戸時代の瓦版が存在し、その後に新聞へと変わっていったようです。
インターネットが発達していなかった時代では、社会情勢を知るための唯一のツールだったといえるでしょう。
ただ、現代ではインターネットが発達し、SNSを中心として様々な情報が飛び交っています。
そんな時代でも新聞が残っているのは情報に信頼性が担保されていると考えられているからなのでしょう。
しかし、「報道しない自由」などと揶揄されるように新聞や報道機関への信頼性が揺らいでいます。
偏向・報道しない・都合がいいことだけ・取材をしない・勉強をしないで取材をする、など記者や機関への不満が表面化してきています。
新聞社にも思想などがありますから、その社の色というものがあるでしょう。
ですので、ある程度は都合がいいように解釈することも許されると思います。
社の思想に共感した人が入社し、記者として活動していると思いますので、その色が強くなるのは仕方ありません。
ただ、その色が強くなりすぎて、報道を受けとる側としては「偏向」などと感じてしまっているのかもしれません。
これを変えるためには、いろんな思想を持つ人が新聞社に入るほかないのではないでしょうか。
もっとも、新聞社等には報道機関として、事実を捻じ曲げてまで報道する・そもそも報道しない、ということは避けていただきたいと思います。
そのようなことをしてしまっては第四の権力といわれている権力のチェック機関としての機能を果たしていないと思うので。
大野