実はお葬式には直接のお葬式代ではありませんが、関連する費用につき市町村から給付金が出る場合があります。

故人の生前加入していた公的保険の種類によりますので以下では2種類の保険に分けてご説明します。

1,国民健康保険（葬祭費）

国民健康保険に加入していた方が亡くなって葬儀を行った際、自治体の窓口（市役所など）で手続きをするともらえます。概ね支給額は5万円前後くらいまでです。

時効は葬儀から2年ですので注意してください。

2,健康保険（埋葬料）

こちらは葬式の支援ではなく埋葬に必要な費用を支援する費用となります。そのため霊柩車、火葬、僧侶への謝礼も対象となります。

こちらは自治体に申請するのではなく、全国健康保険組合を始めとした健康保険を運営する各組合に対して手続きを行います。支給額の上限は5万円です。

この埋葬料の支給対象者は亡くなった被保険者と同居していたご家族の方といった生計を維持する関係があった方だけです。

ご参考にしてください。

行政書士 西本