何かのセールがあった場合、それを求めて店舗へ行くことがあると思います。
店舗へ行ったものの目的物が見つからなかった場合、店員さんに場所を尋ねることがあるでしょう。
その際、なんて聞きますか?
①「すみません、広告のOOってどこにありますか?」
②「すみません、OOってどこにありますか?」
③「すみません、(広告やスマホの画像を提示して)、これはどこにありますか?」
他に尋ね方はいろいろありますが、概ね上記3パターンが考えられます。
尋ねられた店員さんの立場からすると、③が一番理解しやすいでしょう。
目と耳で認識することができ、相手と認識と齟齬が生じにくいためです。
言葉だけでOOってどこにありますか、と尋ねても理解してくれるでしょうが、相手との齟齬が生じてしまう場合がありえます。
案内してもらったが、求めていたものと違った場合が生じるのはそのためです。
何かを尋ねる場合、目に訴えかけることが重要だと思うのです。
目で認識させることって大変重要なんですよ。
耳で聞いても「右から聞いて、左へ受け流す」ってことが往々にしてあります。
自分が理解していても、そんなこと相手は知らないですからね。
昔は目で認識させようとすると「物」をもっていかなければなりませんでしたが、現代は誰もが手にしているであろう「スマホ」さえあれば、それが可能です。
いい時代になりましたね。
道を尋ねたい、物の場所を知りたい、何かを教えてほしい、いろんな場面で誰かに尋ねることがあるかと思いますが、言葉は最低限にして、目で認識させるようにするとスムーズに物事が進むと思います。
セミナーなどでレジュメやパンフレットが配られるのは、講演者の話(声)だけでは理解できないから、目で認識させるためなんだと思います。
大野