昨日、安倍総理大臣が退任を発表されました。
大変驚きました。
7年8カ月もの間、日本の総理大臣として職務を果たされてきました。
約8年も総理大臣が変わらなかったということで、この後に就く方に対してイメージが湧きません。
そのくらい、安倍総理は安定して政権を運営されてきたと言えるのではないでしょうか。
安定して運営してきた半面、慣れというものが生じてしまいがちです。
安倍総理に慣れていた分、後に就かれる方も拒絶反応が出るかもしれませんので、大変だと思います。
日本が戦後75年たった今も戦争をせずにいられるという誇りを持ちながら、自衛権をどうするか、憲法9条をどうするかの話になると、拒絶反応が出てしまう。
同じ話ではないですが、そのような感じになるのではないかと思います。
総理就任時に小学6年生だった人たちは、成人しているのではないでしょうか。
そのくらい長い間、行政府の長を務められてきたというのは並大抵のことではできないでしょう。
安倍総理には理念や信念という断固たるものがあったのではないかと思います。
今回も体調不良ということで退陣となりますが、前回とは異なり逃げ出したというイメージにはなりません。
コロナや外交問題、景気対策など山積する問題を一定程度こなされてきたと評価できるからです。
すべての政策が正しく、国民全員が納得できる政策をとることは不可能に近いですので、良い政策もあれば悪い政策もあった。その中では長期政権のもと今までできなかったことにもチャレンジできたと思います。
志半ばで退陣することは申し訳ないといっておられましたが、何も詫びることはないと思います。
やろうとした姿は国民はわかっていると思います。
総括をして批判することは民主主義としてとても大事なことではありますが、体調不良になる癖があると批判することは批判というよりヘイトに近いですので、残念でなりません。
長期政権が終わりますので、ここから日本はまたガラッと変わります。
良い方向に進むのか悪い方向に進むのか、どんな総理大臣を選ぶかにかかっています。
その判断は国民が最終的に行います。
どんな国にしたいか、改めて考える時期に来たということになりますね。
ともかく、安倍総理にはありがとうございました、ご静養ください。といいたいですね。
ブラジルで土管から出てくるマリオ姿はとってもユニークで好きでした。
大野