外出自粛要請があった中で、飲食店経営者も配達やテイクアウトなどを新たに実施される、実施しようとする方も多かったと思います。
ただ、配達を導入すると配達員の方が必要となります。だんだんと外気温は上がってきており、配達員の方は熱中症になりがちです。私もかつてよく配達しておりましたので、配達時の暑さはとてもよくわかっております。
配達員の健康管理も重要となる季節です。
こまめな水分補給 や首周りを保冷するなどの対策をとるのが重要となる季節これから向かっていきますので対策に本腰を入れなければならないでしょう。
また、外気温の上昇と共に、食中毒リスクも高まってきます。設備機器の異常確認も常々必要ですが、手洗いや食材の常温放置などには特に気をつけて欲しいと思います。
あとで火を通すものだからと油断して常温放置をしていると、増殖した菌が生食用のサラダ などについてしまうリスクも十分考えられます。
わかっていてもついついやってしましがちなのが食材の常温放置です。
啓蒙活動と共に適正在庫や作業同線の見直しなどを実施すると良いと思います。
そして、駐車場をお持ちの飲食店も多いと思います。これからの季節、駐車場の植木や雑草が成長してきます。 駐車場にはみ出してきた植木にお客様の車が接触し傷つけてしまったり、入口周辺の植木に服をひっかけてしまったりなどすると、想定外の対応をしなければなりません。
今のうちに植木を切ってしまうなど早いうちに対策しておくのが良いでしょう。
細かなことですが、一つ一つ予防しておくことで想定外の対応に右往左往せずに調理などに専念できる環境を作ることができます。
従業員・お客様ともに過ごしやすい環境を作ることが飲食店経営には大切です。
横山