麒麟がくるといっても、「キリン」がどこかの動物園に来るわけではありません。
何かとごたごたのあった大河ドラマの「麒麟がくる」です。
明智光秀が主人公で私の大好きな戦国時代に関する大河ドラマなので毎週楽しみにしています。
明智光秀といえば、謀反人のイメージですが、麒麟とどのような関係があるのでしょう。
麒麟とは、平和な世に現れる、中国に古くから伝わる霊獣だそうです。
戦国時代ですから、世の中の人々は平和な時代になることを切に願っていたでしょう。
明智光秀が世の中に平和をもたらすことができる人物であったのかどうか、すなわち「麒麟を連れてこれる人物」であったのかどうかをドラマの中で考察するような大河ドラマにしようとしているのではないかと考えています。
現代の私たちは、本能寺の変が起こったことを知っています。
しかし、本能寺の変を起こした理由については諸説あり、また、明智光秀は本能寺の変後、羽柴秀吉によって倒されてしまいますが、生き残ったとも考えられています(南光坊天海というお坊さんとして徳川家康を支えたとされています)。
今回の大河ドラマでは本能寺の変を起こした理由がどのように描かれるのか、そこでドラマを終わらせるのか、生き残って徳川家康に仕えたように見せるのか、
はたまた、本能寺の変を起こしたのは「明智光秀」ではないとするのか、
どのようなクライマックスにもっていくのか、今から楽しみでなりません。
明智光秀と麒麟、どのように大河ドラマで描かれるのか、みなさんも楽しみにしながら、視聴してみてはいかがでしょうか。
大野