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借地借家法③ー存続期間ー
借地借家法が適用されるとどうなるのでしょうか。 ①存続期間ア)借地権借地権の存続期間は、最低で三十年となります。ただし、契約でこれより長い期間を定めたときは、その期間となります(法第3条)。 イ)建物賃借権1年未満の期間を定めると、期間の定め... -
借地借家法②ー借地権とはー
借地借家法を勉強すると、借地権という言葉がよく出てきます。 これについては、借地借家法第2条第1項第1号に定義がおかれています。「建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権をいう」 すなわち、借地借家法でいう借地権は、①建物所有を目的とす... -
借地借家法とは
貸主がある物を借主に利用させることを約し、借主が貸主に対して賃料を支払い、利用させてもらった物を契約が終了したときに返還することを約する契約を賃貸借契約といいます。車を借りたり、家を借りたりするのが典型的な例です。 民法にも規定がなされて... -
コンサルで返金できないとする契約、自動更新とする契約
何らかのコンサルティング契約書の作成をご依頼される方は非常に多い印象です。 中身は様々ですので、一概には言えませんが、その中でまれに法律を無視した契約内容をとりあえず作ってくれとおっしゃられる方がいます。 よくありますのが、賠償金を支払っ... -
保証人の保護
保証人は、主債務とそれに付随するものすべてを履行しなければなりません。 元本、利息、違約金、損害賠償のすべてを履行するということです(民法447条1項)。 大変重い責任を負うことになりますが、保証人を保護する規定も存在しています。 ①保証人... -
保証債務
保証契約は書面で行わなければ効力を生じません(民法446条2項)。 では、その内容はどのようなものなのでしょう。 ①保証人は、元本のみならず、主たる債務に関する利息、違約金、損害賠償も履行しなくてはなりません(447条1項)。ただ、保証人の... -
保証契約は書面で
誰かからお金を借りる際に、借りた本人が返済できないときのために保証人を要求されることがあります。 堅苦しく言えば、主債務者が債務の支払いを履行しないときに、主債務者の代わりに債権者に債務を支払うことを約束する契約が保証契約です。 この契約... -
マーケティング講座受講契約書新規作成
こちらの契約書を作ってほしいという方は非常に多いです。ネットにひな形があるからか、それをそのまま貼り付けてこられ、修正してくださいといった方がごくたまにいらっしゃいます。 どこかの関係のない会社の契約書をそのまま流用するのは問題があり... -
転職コンサルタントビジネスの契約書
まずこの種の契約書では問題となるのは、集客方法と、コンサルタントという結果のはっきりしないビジネスでの料金の発生方法です。 民法上の請負ととらえるか委任ととらえるかといったおきまりの論点はもちろんのこと、それ以外にも、具体的に採用されやす... -
契約書に芸名を書いた場合効力はあるか?二段の推定のお話
契約書には署名、押印します。それはつまり、その契約書の内容中身を理解しました、そこに書かれている債務を負います、債権を行使しますという意味になります。 そのために署名、押印をしますが、その署名欄は本名じゃなきゃダメなのかというご質問をたま...