3月3日、数字が並ぶ日が今年で早くも5回目です。
本日は桃の節句、ひなまつりですが、日本初の人権宣言が出された日でもあります。
今でこそ人権人権、差別はなくし人は平等である、と当然に言われていますが、昔はそうではありませんでした。
差別はあり、人の権利はほとんどが制限されたりしていました。
これを解消するために革命を起こしたり、様々な宣言を出して共通の認識となるような行動が行われました。
日本においても1922年(大正11年)3月3日に京都市の岡崎公会堂で全国水平社の創立大会が行われ、水平社宣言が採択されています。
内容としては、全ての人があらゆる差別を受けることなく、人間らしい生活ができる社会の実現を願うものです。
「人の世に熱あれ、人間に光あれ」という結びの一文をご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
なお、世界で初めての人権宣言は、1776年のアメリカ「バージニア権利章典」といわれています。
大野