大きな事故があるとニュースで報道されます。
事故が発生し、ケガをなされた方が数名いる模様です。
現在、事故の原因を詳しく調べています。
その後については、重大な事故、事件といわれない限り報道されなくなっています。
調査をするには時間がかかり、詳しい原因がわかるのは何か月も後になることもあります。
現在はネットなどもあり、調べたい人は調べられますし、すべてを報道していては時間がかかってしまいますから、報道されなくなるのも致し方ないのかもしれません。
報道についてはそうかもしれませんが、発生した事故についてはハインリッヒの法則というものがあります。
1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故と300のケガに至らない事故が隠されている。
重大な事故という結果は、小さな事故が積み重なって生まれるものでもありますから、その小さな事故が顕在化した場合には、一つ一つに対策をすることで重大な事故という結果は生じにくくなります。
定期的な安全チェックもそうですが、おかしいな、危ないな、と気づいた場合にはきちんと報告、報告を受ければ、対策をする、そして共有をする。
気を引き締め、今日も安全に元気に働く。
防げたはずの事故を防げないのは怠慢でしかありません。
大野