町内会とは、日本の集落または都市の一部分において、その区域についての親睦、共通の利益の促進などを図るため、住民等によって組織される団体のことを言います。
自治会、地域振興会とも言いますね。
町内会の役割は地域によって様々ですし、その地域の歴史にも関係するところがあるそうです。
・お祭りなどの開催をしたり、案内をしたりする
・清掃、消防活動をする
・会報の配布等を行い、住民相互の連絡を図る
・市区町村からの情報を伝える
・行政への陳情
などの活動を行います。
ただ、昔に比べると町内会に参加する人が減少しており、町内会が解散したり、そもそもなかったりするところがあるそうです。
都市部のアパートやマンションでは未加入者が多いそうです。
タワーマンションが増え、人口が3倍に増加したが、町内会は解散した。というニュースを最近目にしました。
町内会によって人とのつながりがあった、と考えるのであるならば、人とのつながりが希薄となった現代においては町内会の役割も小さくなったということでしょうか。
連絡についてはネット環境が整ってさえいれば、情報を入手できますから、町内会は不要なのかもしれません。
ただ、連絡以外にも清掃や消防活動なども担っているところがあるそうですから、町内会が解散した場合には、その役割を誰が担うのか、そもそもそんな活動は要らないと考えるのか、議論しなければならないところではあります。
そういえば、マンションの管理組合とマンションの町内会は別物らしいので、どちらがやっていたのかはわからないですが、昔あった回覧板なるものはめっきり見なくなりました。
食卓を囲んでいるときにインターホンが鳴り、出てみると隣のおばちゃんが回覧板を持ってきた。そして、母がおばちゃんと世間話、子供にあいさつしなさいと言ってくる、このシーンを描く中川家のモノマネが大好きです。
大野