衆議院議員総選挙が2024年10月27日にありましたが、衆議院や参議院の選挙が行われると各党の議席数、当選者に関するニュースが取り扱われるのはもちろんのこと、翌日辺りからよく目にするのが、1票の格差に関する訴訟です。
1票が1票の価値がないのは憲法が保障する平等権に反するとして選挙の無効を求める訴訟が全国で提訴されたとのニュースみませんか?
日本は三審制を採用しており、地裁→高裁→最高裁、という流れが一番馴染みがあるかと思います。
通常第一審として裁判をするのは簡裁か地裁というイメージですが、選挙の無効を求める訴訟は高裁が第一審の裁判所となります。
公職選挙法204条に、「衆議院議員又は参議院議員の選挙において、その選挙の効力に関し異議がある選挙人又は公職の候補者(中略)は(中略)高等裁判所に訴訟を提起することができる」
その他にも法律で定めがある場合は、高等裁判所が第一審となることがあります。調べてみてください。
大野