漫画家、鳥山明さんの代表作は数多くありますが、その中でも特に有名なのはドラゴンボールではないでしょうか?
世界中に散らばった、七つの球を集めると、どんな願いも1つだけ叶えてくれるというドラゴンボールを集める冒険、バトル漫画です。
いつしかドラゴンボールを集めるシーンよりかはバトルシーンが多くなりましたが、シェンロンを呼び出すまでが一区切りというところはあると思います。
ドラゴンボールは7つ集めなければならないのですが、主人公である孫悟空のライバルたちがそれを妨害してきます。
特に子供の頃は何とも思わなかったのですが、ナメック星編を久しぶりに見てみると、ちょっと変わった視点を持ってしまいました。
ナメック星というところでフリーザ軍がドラゴンボールを集めているのですが、ナメック星の人たちを殺害しているではありませんか。
これは殺人罪となります。
また、デンデがドドリアにやられそうになっていた時に孫悟飯がドドリアに殴りかかります。
これは暴行罪、ドドリアがケガをしていると傷害罪です。
しかし、デンデを助けるためにやむを得ずしたことから正当防衛が成立するでしょう。
そして、フリーザ軍が集めたドラゴンボールを、ザーボンにやられ負傷し治療してもらったベジータが盗みます。
これは窃盗罪です。何なら強盗罪かもしれません。
宇宙船を壊しているので、器物損壊罪、燃えているのであれば現住建造物等放火罪も付け加えましょう。
また、クリリンは最長老からドラゴンボールをもらっています。
これは最長老の意図し反して盗んだわけではないので、罪ではありません。ただの贈与です。
ちょっと見方を変えると北斗の拳のような世界観がナメック星では繰り広げられていたということになります。
まだまだ、罪を発見できるかもしれません。
漫画で起きている事象を法に落とし込んでみると面白いですよ。
何言ってんだよ。というどうでもよい話でした。
大野