自由民主党が単独で政権を握り、社会党とその他で3分の1の議席数を占め、憲法改正など阻止していた、主に2大政党が議会で対立していた政治体制のことを55年体制といいます。

これは1955年に成立した政治体制だったため、55年体制といわれていました。

55年体制といいますから、55年間続いたのかと思ってしまいますが、その体制が確立、成立したのが1955年だっただけです。

実際、何年続いたのかというと、約40年です。

1993年7月18日に行われた衆議院議員総選挙において、自民党が衆議院の議席の過半数を割り、非自民党の連立政権が成立しました。

これにより、自民党は下野し、55年体制は崩壊しました。

大野