今日は1月11日です。1が並んでいますからなんでも一番になれそうな日です。
戦国1強いとされる武将として武田信玄がいます。天下人である徳川家康にも勝ったことがある武将です。
これと長年ライバル関係にいたのが上杉謙信です。
両者は幾度となく戦いを行っていますが、どっちが勝ったといい難いような感じで信玄が病で先に亡くなっています。
この二人の逸話を由来する言葉として「敵に塩を送る」というものがあります。
敵対する者が苦しんでいるときに、争いという本質以外のことについては助けるという意味で用いられます。
武田信玄は海に面していない領地で活動しており、人が生きていくうえで必要な塩を手に入れることは難しい土地柄でした。
その近くに領地を持っており、海に面していた今川家と北条家が手を組み武田家への塩の物流を止めてしまいます。
そこで武田家は困ってしまいます。
それを知った上杉謙信は、交戦中であるにもかかわらず武田信玄に対して塩を送ったとされています。
これをもとに「敵に塩を送る」という言葉ができたとされています。
それが1569年1月11日の話だったそうです。
大野