麓(ふもと)は、山の下の方を指す意味でつかわれる言葉です。もともと「踏みもと」でした。
足で踏んでいける土地の土台部分、ということで山の下の方ということになります。
袂(たもと)は、下の方を指す意味でつかわれる言葉です。もともと「手本」でした。
ふもととたもと、韻を踏んでいて気になったので少し調べてみました。
袂も下の方を指すことから、意味としては山の麓という意味があると説明されているので、麓と袂ではそこまで違いはないのかもしれません。
袂には和服の袖の下の部分という意味があり、それが転じて袂を分かつ、人と別れるという意味で利用されます。
土地の関する下の方を示す場合には「麓」、それ以外では「袂」を使うのかもしれませんね。
日本語は難しい
大野