夏真っただ中、蝉の声もうるさくなりました。
涼を求める方法の一つとして、扇風機があります。
古くはファンに手を突っ込める物もありましたが、現在ではファンが存在しないものまであります。
そして、ハンディファンが夏の風物詩となっています。
古くからハンディファンは存在していたのでしょうが、見かけることはまれでした。
ところが近年、手に持っている人、首にかけている人、よく見かけます。
技術の発達やマーケティングの結果から、「小さく」「かわいい」「色が豊富」「性能が上がった」などから夏の市場に求められる存在となったのでしょう。
また、現在はインスタグラムもあり、インスタ映えをさせるために小道具としてハンディファンを使う人も一定数いるでしょうし、インスタ映えの食品を狙うために暑い夏に行列に並ぶという方も多いでしょうから、そこでも役に立つ、いわばハンディファン一つで一石二鳥ということになります。
シャンプーのCMっぽく髪をなびかせるために使っている人もいるのではないでしょうか。
古くから存在するものが、新たなニーズを生み出し、そのニーズにこたえる製品に作り直すことで定番になる。
その一つがハンディファンだったということになります。
夏の暑い日、料理をするのも億劫になりますが、首にかけるハンディファンもありますから使ってみてはいかがでしょうか。
大野