薬局、ドラッグストアの開設をご希望の場合以下のような手順を踏んでいく必要があります。簡単に記載しますので、参考にしてみてください。
1,申請書DL(申請先の保健所を管轄する都道府県のHPでできます)
2,添付書類としては、①店舗の平面図(ということは、店舗を借りてから申請するのが原則という事です)、②申請者の診断書(健康でなければならないのと、精神病や、麻薬などの中毒者でない事が必要となります。お医者さんでもらいます)。申請者が法人の場合には法人関連書類として、登記簿謄本、薬事業務を行う役員全員の診断書が必要となります。
薬剤師免許証の写し(原本照合をしますので原本も必要となります)。これは申請者が薬剤師の場合、その申請者についての薬剤師の証明ということです。しかし、申請者は必ずしも薬剤師でなくてもよいので、その場合には勤務薬剤師が必要となります。
その他の書類としましては、事業計画書(許可が下りたら次はどういう展開で売り上げを伸ばしていき、など。またどういった薬を扱うのか、どこから仕入れるのかなども詳細にあるとなお良いです)が必要になります。
3,審査基準は、薬剤師1名以上、薬局の設備構造基準を満たしていること、社会保険窓口での事前相談、指導を受けていることです。
4,根拠法令 薬事法第5条
ざっくりいいますとこのような形になります。まずは、薬局開設予定地での保健所相談、社会保険窓口での相談を経て、申請書記載、店舗を借りる、販売ルートを確立させて、診断書を取りに行く、ところから始めてみましょう。その上で申請書を記載しつつ、事業計画を許可が下りるように工夫して書いていく、という流れになります。
参考になりましたら幸いです。
行政書士 西本