インターネットでの情報の質が向上して久しくなります。今は、大概のことは情報検索で分かるようになってきました。
その質も向上し信用できるものが増えてきました。かなりの方がスマホを持ち情報を検索していく。そして必要な情報を得ることができる。グーグルのアルゴリズムも上位検索の条件に「情報の質」というのがあります。
しかし、あらゆるすべての情報を簡単に手に入れることができるか、というと実はそうではありません。
理由は二つです。
一つは、検索するにも情報が必要ということです。例えば、就労ビザを日本で手に入れるためにはどうすればいいのか、ということを調べたいとします。
この場合、スマホ一つで調べることができるんですが、しかし、最低限就労ビザというワードは知識として持っていなくては検索できません。
この就労ビザというワードはどこで仕入れるのか、それは、偶然ネット検索で見つけることも出来ますが、それより周りで日本で働いたことがある人から聞く、というのが一般的ではないでしょうか。
つまりリモートというけれど、結局は誰かとつながる必要があります。これなくしてただネットだけが使えても正しい、実の良い情報は手に入らないのです。
もう一つは、欲しい情報があまりにコアな場合です。例えば、アフリカ人の就労ビザを取りたいんだけど、犯罪歴があり、大学に行っていない場合で昔日本にいたことがある上で配偶者も連れていきたいという場合です。
この長い文章を、検索でかけても出てきにくいものです。キーワードだけ区切っても思ったように情報が手に入らなかったことってありませんか?
このコアな状況、個々の具体的な状況に合わせたものを検索がしずらいということはまだまだあります。改善はされていますが、まだあります。
結局のところ、AIにすべての情報システムを集約することは完全にはできず、まだ人から聞く情報が重宝される場面もあります。
我々の事務所では来られた方にその時本当に必要な情報を提供致します。
是非ご連絡ください。
西本