eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)」の略称です。
要するにテレビゲームをスポーツ化してしまうというものです。
テレビゲームというといささか古い感じになってしまいますが実際にはPCゲームオンライン対戦ゲームということになるでしょう。
簡単に言ってしまうと、複数人のプレイヤーで対戦するゲームをスポーツとして解釈して「eスポーツ」と呼びます。
アメリカではすでに、国が「eスポーツ」を「スポーツ」として認めており、「プロゲーマー」が「スポーツ選手」であることを認めています。また、韓国や中国でも「eスポーツ」が非常に発展していて、市場規模も日本とは桁違いになっています。
少し前にクレイジージャーニーという番組でプロのポーカープレイヤーという方が出演されていましたが、どこかに雇用されるわけでもなく、プロとしてフリーランスの身で高額賞金を狙う者が海外ではたくさんいるようです。
日本は終身雇用、護送船団方式という流れが長く続いたため、このような水物に見える商売をよく思わない層が一定数いらっしゃいます。これはこれで理解はできるのですが、インターネットが発達しその速度も遅延のほぼない5Gの時代に移行しようとしている昨今、新しいジャンルのビジネスや仕事の形態を柔軟に受け入れていくこともまた必要なことだと思います。
ちなみに日本でも任天堂やソニーがeスポーツに関心を示しているもののまだ、大きな大会が日本で行われるには法整備の面で追いついていないのが現状です。
賭博に当たる可能性や景品表示法に振れる可能性もあるため消費者庁の慎重な判断の下少しずつ緩和されてきていますが海外ほどの規模になるまでもう少し時間はかかることでしょう。
西本