著作権法の考え方(北朝鮮事件)公開日:2021年8月14日著作権法 著作物の保護義務を課している条約としては、ベルヌ条約、万国著作権条約、TRIPS協定があります。日本は加盟していますし、他の多くの国も加盟しています。加盟しているので例えば日本で外国で発生した著作権外国民の著作物も保護の […] 続きを読む
著作権法の考え方(どのように著作権侵害を立証するか、「依拠性」とは)公開日:2021年8月10日著作権法 著作権侵害にあたるためには、被告著作物が原告著作物に依拠して作成されたかどうかが問題となります。 依拠とは既存の著作物を基にすることを意味します。これはそんなつもりがなく、つまり無意識であっても依拠となる場合があります。 […] 続きを読む
著作権法の考え方シリーズ(著作権が保護されるための条件)公開日:2021年7月10日著作権法 著作物として認められたらそれでよいでのしょうか。それで保護されるのでしょうか。著作権は文化庁に申請はできますが、保護されるための条件に必ず必要という訳ではありません。 著作権が保護されるためには以下の要件が必要です。 1 […] 続きを読む
著作権法の考え方シリーズ(創作性の判断基準)公開日:2021年7月9日著作権法 著作物として保護されるためには、創作的に表現されたものであること、つまり創作性が必要となります。これは緩やかに解釈され著作者の何らかの個性が表現されていれば構いません。そうなると既存の著作物をそのまま忠実に模倣した場合、 […] 続きを読む
著作権法の考え方シリーズ(写真の著作権侵害の基準)公開日:2021年7月4日著作権法 写真の著作物は、人物や風景などの被写体をカメラを用いてフィルム等に画像として表現したものをいいます(著作権法10条1項8号) カメラ以外にもスマホで撮影していも同様です(2条4項)。 写真の創作性は装置に依存する面が大き […] 続きを読む
著作権法の考え方シリーズ(漫才は著作物となるか)公開日:2021年7月1日著作権法 著作権法では著作物となる主なものを例示列挙しています(10条1項)。言語の著作物とは、小説、脚本、論文、講演など、言語体系によって表現された著作物をいいます。もちろん著作物ですから、創作的表現である、オリジナルであること […] 続きを読む
キャラクターの著作権公開日:2020年12月17日著作権法 ポパイネクタイ事件という有名は最高裁判例をご存知でしょうか? 最高裁平成9年7月17日のポパイネクタイ事件は、「キャラクターといわれるものは、漫画の具体的表現から昇華した登場人物の人格ともいうべき抽象的概念であって、具体 […] 続きを読む