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自然債務
自然債務という言葉を聞いたことがありますか。 債務者が任意に債務を弁済すれば有効な弁済となるが、債権者からは履行を訴求することができない債務をのことを言います。 一番わかりやすい例でいけば、債権について消滅時効が完成し、消滅時効が援用され... -
強行規定と任意規定
任意規定だから、特約によって法律の規定する内容を排除することができる。ということをどこかで耳にしたことがあるかと思います。 そもそも任意規定、その反対の強行規定とは何なのでしょうか。 まずは、強行規定 強制的に適用される法律の規定を言います... -
データ・プライバシーの日
本日1月28日はデータ・プライバシーの日です。 2007年にEUで提唱され、ヨーロッパやアメリカなどで実施されている記念日です。 情報化社会が進み、あらゆるところで個人情報を求められたり、盗まれたりするような時代です。 スマホ一つ開くにもロッ... -
日の丸
日本の国旗である日の丸(日章旗) 国旗としてされたのはいつでしょう。 なんと明治3年(1870年)1月27日だそうです。 太政官布告の商船規則によって日の丸が国旗として制定されたそうです。 私のイメージでは卑弥呼、遅くても平安末期ぐらいには... -
契約の分類
契約の分類といえば、典型契約・非典型契約に分けることがあります。 民法には13種類の契約類型が規定されていますから、その13種類を典型契約といい、それ以外を非典型契約と分類します。 13種類とは、贈与・売買・交換・消費貸借・使用貸借・賃貸... -
民法202条「占有の訴えと本権の訴え」の関係について
民法第202条には、占有の訴えと本権の訴えについて規定があります。 民法第202条第1項「占有の訴えは本権の訴えを妨げず、また、本権の訴えは占有の訴えを妨げない」 占有の訴えと本権の訴えは別個独立のもの。 つまり、占有の訴えをしてもいいし、... -
物権2
物権は物を排他的に支配することができる権利ですね。 物権は本権と占有権に分類することができます。 本権とは占有を法律上可能にする(根拠づける・正当づける)権利を言います。 例えば、所有権や賃借権、質権などがあげられます 占有権とは物を現実に... -
君子、危うきに近寄らず
君子危うきに近寄らず、とは君子はいつも身を慎み、危険なことはおかさない。すなわち、自分から危険なところには近づかずに行動を気を付けている。ということを表現する言葉です。 現代では、様々な場所が提供され、誰しもが気軽に行ける場所が増えていま... -
所有権との違い
所有権は、物を自由に直接的かつ排他的に支配することができる権利です。 民法第206条には、以下のように規定されています。 「所有者は、法令の制限内において、自由にその所有物の使用、収益及び処分をする権利を有する」 あなたはAさんから本を買い... -
急がば回れ
急がば回れ、物事を慌てずに着実に進めることが、結果としてうまくいくことを表わす言葉です。 急いでいる、焦っている場面はよく訪れます。 急いでいるときは、近道がないか、簡単にやれる方法はないか、と考え、その案を採用し、いざやってみると結果と...