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どちらかに一方的な契約は有効か
経済活動をする私人同士は公平であることが前提です。商品を売る側と買う側、買う側が常にえらいということはありません。仕事を発注する側が常に有利ということもありません。 私は仕事柄様々な契約書を目にしますが、その中で、以下のような契約書を目に... -
覆水盆に返らず
覆水盆に返らずとは、一度してしまったことは取り返しがつかないことのたとえたことわざです。 もとは、ある夫婦が貧しいながらも暮らしていたが、夫が読書ばかりにふけっていたため、妻が家を出て行った。その後、夫が出世をし、妻が復縁を求めた際に、夫... -
電信電話の日
本日、10月23日は電信電話の日とされています。 現代では当たり前にできる、遠距離間での通信、電話。 昔は飛脚や忍者、鳩などを使っていたと思いますが、今では携帯電話、スマホ、家電、公衆電話、いたるもので通話、会話ができ、意思を伝える(コミ... -
結婚記念日一覧
金婚式、銀婚式と節目節目で結婚記念日の呼び方があるのはご存じかと思います。 金婚式が結婚記念日50年目銀婚式が結婚記念日25年目です。 結婚記念日はイギリスが発祥のようで、金婚式、銀婚式以外にも様々な呼び方があるとされています。 1年目は紙... -
失敗を学ぶ
失敗から学べとはよく言われます。 失敗したことから経験することで、より大きく成長できる。成功の連続よりも苦難の道のりを歩んだほうが、より成長できる。 これは確かだと思います。 失敗して気づくことはめちゃくちゃ多いですから。成功の連続なら気づ... -
労働力人口
労働力不足だ、未来はもっと労働力不足になるだろう、とよく耳にします。 人口が減少すれば、働き手が少なくなるのは自明の理です。 労働力人口という言葉を聞いたことがありませんか。 15歳以上の人口から非労働力人口を除いた人口のことを指します。 ... -
なんなんの破壊力
それは何ですか、と聞くときに「なんなん」ということがあるかと思います。 これは一般的ですが、意味的に「それは何ですか」ではない場合であっても「なんなん」を使うことがあるでしょう。 「もうなんなん」という発言があれば、「もうそれは何ですか」... -
損害賠償請求をされる場合
契約書を締結してもしていなくても、日本では口約束で契約は成立します(民法176条)。 ということは、契約内容通りのことをお互いがしないと、債務不履行(契約内容通りの事を債務といい、これをしないことは不履行と言います)となり、債務不履行につい... -
薬機法で規制されている誇大広告
66条1項では、何人も医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し記述し又は流布してはならないと規定しています。 何人... -
改正民法の解説㊲債権の準占有者に対する弁済の改正
旧478条の債権の準占有者に対する弁済は弁済をした者が善意無過失の場合には有効となるという条文である。 これが準占有者という言葉がなくなり、旧480条の受取証書の持参人に対する弁済の有効性も消滅した。 代わって新478条は受領権者以外の者であって「...