行政不服審査法も手続法同様、条文を覚える作業をします。授業を聞く、テキストを頭からただ読む、読み込むといったことをされている方は直ちにおやめください。

過去問を解き、解説であげられている条文のうちどこを聞かれたのかというところを聞かれた形で六法の条文にマーキングするという方法で乗り切ってください。

ただ、不服審査というものがどういうもの何かという点だけは覚えておいてほしいと思います。

例えば、あなたが美容院を経営しようとしたとします。何か許可を取る必要がありそうじゃないですか?(具体例なんでご自身が覚えられそうなシュチュエーションなら何でも構いません)

そしてこの許可を申請したのですが、そのまま不許可になってしまった。これ自体の対し、国に何か(または自治体など)いいたいですね?

その時の話だということを頭に入れておいて、あとは細かい個々のルールになります。

その時の場面としては審査請求をする先(相手)は誰なのか?

審査請求、再審査請求、再調査請求の各場面を覚えておけばあちは本番類似の問題の演習でクリアできます。

次回は行政事件訴訟法の勉強法のご説明をします。ありがとうございました。

南本町行政書士事務所 特定行政書士 西本