髪の毛を切ってくれるところといえば、理容室か美容室ですね。
床屋といえば、理容室で男性が行くところのイメージです。
美容室は、どちらかといえば女性が行くところのイメージですが、男性も行っているように思います。

両者に違いはあるのでしょうか。

どちらも髪の毛を切るためには国家資格が必要な職業です。
理容師法、美容師法があり、できる業務内容が異なります。

理容師は「容姿を整える」ことを業務内容とし、美容師は「容姿を美しくする」ことを業務内容としています。

容姿を整えるということで、理容師にはシェービング（顔そり）が認められていますが、美容師はこれを行うことはできません。

容姿を美しくするということで、美容師は、まつエクも認められていますが、理容師は認められていません。

時代の流れによって、美容師でも眉毛を整えるなどの施術は可能となり、理容師もパーマやヘアカラーなどが行えるようになっているので、両者にさほど業務内容に違いはなくなってきています。

免許を与える根拠法が違うため、両者には少しばかり違いがあるようです。

大野