2025年10月4日（土）に開催された、自民党総裁選において、高市早苗氏が当選し、初の女性総裁が誕生しました。
今後は自民党の人事を行い、国会で首班指名を受ければ初の女性総理大臣として組閣をすることになります。
まず自民党の人事を行いますが、注目されるのは「党三役」人事です。
自民党の「党三役」とは、党の運営において中心的な役割を果たす三つの重要なポストを指します。これらの役職は、党の政策立案、組織運営、選挙戦略など、党の活動全般に深く関与しており、総裁選後の人事で注目されることが多いです。
目次
🧭 党三役の主な役職とその役割
1. 幹事長（かんじちょう）
- 主な役割：党の実務を取り仕切るナンバー2の役職です。選挙戦略の立案や候補者の調整、資金管理などを担当し、党の運営全般に関与します。また、党の人事任命権も持っており、党内の人事に大きな影響力を持っています。
2. 総務会長（そうむかいちょう）
- 主な役割：自民党の最高意思決定機関である総務会の議長を務めます。党の運営や国会活動に関する重要事項を審議・決定する役割があり、党内の調整役として重要な位置を占めています。
3. 政務調査会長（せいむちょうさかいちょう）
- 主な役割：自民党の政策立案を担当する政務調査会の運営をまとめる役職です。党の政策調査や法案の審査を行い、内閣に対して政策提言を行います。政策の方向性を決定する上で重要な役割を果たします。
🔄 党四役とその追加役職
党三役に加えて、党四役として「選挙対策委員長（選対委員長）」が加わることがあります。選対委員長は、選挙戦の戦略立案や候補者の調整、選挙資金の管理など、選挙に関する全般的な業務を担当します。特に選挙が近づくと、その役割が一層重要になります。
🧩 まとめ
自民党の党三役は、党の運営や政策立案、選挙戦略など、党の活動全般に深く関与する重要な役職です。総裁選後の人事でこれらの役職がどのように決定されるかは、党の今後の方針や方向性を占う上で注目されます。特に高市早苗新総裁の下での人事がどのように行われるか、今後の動向に注目が集まっています。
大野