新年から重々しい話は避けるべきなのかもしれませんが、歴史的な出来事の一つとして記載しておきたいことがあります。

そう、1879年(明治12年)1月4日は、明治政府により平安時代から実施されていた梟首(きょうしゅ)刑が廃止されています。

根拠は太政官布告第1号です。

梟首刑とはさらし首のことです。さらし首とは獄門です。

獄門とは死刑の一つで、死後に首をさらしものにする刑罰です。

そして、1882年に刑法が施行され、死刑の執行方法は絞首のみに限定され、それまで行われていた斬首は廃止されています。

そして現在においても日本では死刑制度が存置され、刑罰としての最高刑として死刑が設けられており、その執行方法は絞首となっています。

死刑について、絞首刑については様々意見が割れているところであります。

大野