思索にふける人物像を描写したブロンズ像、考える人。

いつしかのCMで入会するかどうかを悩んでいる、というものがありましたが、それに使われていたものです。

この像は、ロダンという人が作成したものです。

考える人と名付けられているからには、考えているのだろうと思われますが、実は違うそうです。

そもそも、考える人という名前はロダンがつけたものではないそうです。
作者が亡くなった後に、誰かがつけた名前だそうです。

そして、作者であるロダンは、この像は地獄に落ちた人々を見つめる姿という意図で作ったといわれています。

顎に手を当てているから悩んでそうですが、悩んでいるのではなくじっと見つめているという姿だそうです。

ロダンはどんな気持ちなんでしょうか。

大野