何かに頼りたいが何もない時に用いられる表現として、取り付く島がない、があります。
取り付く暇がない、という表現もなされますが、本来は「島」が正しいようです。
意味としては、頼りとしてすがる手掛かりがないこと、相手を顧みる態度が見られないこと、となっています。
取り付く暇がないという場合は、すがりつく時間がない、相手が説得する時間もくれない、というような意味で使われます。
何か新しいことを始めようとした際、自分の人生を振り返ってみて楽しかったこと、あったらいいのになと思うようなサービス考えるとよいと聞きます。
趣味からビジネスにつなげ、成功している人も大勢いらっしゃいます。
ただ、人生の体験談、趣味がない人からすると発想につなげるのが難しい。
新たな発想を手に入れるために頼りとしてすがる自分の人生経験が乏しい。
取り付く島がない。
そんなことにならないよう、若い時にはいいことも悪いことも経験しておくことは大切だと思います。
人生の糧になるとはいい言葉です。
糧が島になればさらにいいことだと思います。
大野