新たな年度が始まり、新社会人になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
おめでとうございます。
様々な業種、業界に入られているかと思いますが、今日は、現パナソニックの松下電器産業の創業者松下幸之助氏が新人研修で述べた訓話についてご紹介したいと思います。
松下氏は次のようなことを言ったそうです。
「君らな、僕が今から言う2つのことを守り通したら、松下電器の重役になれる」
「1つは、いい会社に入ったと思い続けられるかどうかや」
「もう1つは、社会人になってお金が一番大事とおもったらあかんぞ、お金も大事やけどな、お金をなくしても取り戻せるんや。しかし、人生にはこれを失うと取り戻すのに大変苦労するものがある。それは、信用や。」
転職という言葉が当たり前になり、一生同じ会社で勤め上げるということも少なくなりつつある昨今ですが、入社すると決めたからには、自分が入社した会社は、いい会社だと思いたいですよね。
入社したあと、思っていた仕事ではなかった、人間関係がうまくいかない、など様々なことが起こりうるのが社会ですが、それでもいい会社に入った、社会貢献ができていると思える会社だと思い続けて、勤め上げると、気づいたときには重役になっているかもしれません。
また、お金も今まで以上にたくさんもらえる、動く、動かせるかもしれませんが、それ以上に大切なのは、信用、というのは確かですね。
信用を積み上げるのは大変ですが、崩すのは一瞬ですから、大切にしたいものです。
新入社員の皆さん、頑張っていきましょう。
大野