ニュースを見ていると、大企業が早期退職者を募集。
あの有名YouTuberが経営する企業が退職者を募集。
アベノミクスで企業の内部留保が増えたといわれていましたが、コロナに耐えうる体力を持っていた企業はそこまで多くなかったようです。
また、大企業の社長は45歳の定年構想を発言し、物議を醸したこともありましたね。
時代は違いますが、経営の神様松下幸之助は次のようなことを言っていたようです。
経営者は、いざというときの新しい事業展開の考えを持っておるということが大事です。余ったら首をきる。赤字になったら社員の首をきる。そういう経営者は経営者たる資格はありません。そういうことをしている、会社は大きくなりません。大事な社員を、経営者が工夫もせず、新しい仕事の分野、事業も考えだすこともしないんですから。失格といわれても仕方ないと思います。社員は宝です。私にとっては。そんな宝を、捨てることはようしませんでした。と。
コロナという予想が困難な事象に対しても松下幸之助さんであればどのような策をとっていたのか、どんな事業を新たに展開していたのか。
経営の神様でも宝を放出しなければならなかったのか。
様々なことが飽和状態である現代を打破できたのでしょうか。
興味深いですが、経営は大変難しい。栄枯盛衰、酸いも甘いも、ということでしょうか。
人材が流出するということは経営者側からすると、優秀な人材を獲得するチャンスでもあります。
大野
コロナと松下幸之助
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