民主主義とは、国民が主権をもち、国民が選んだ代表者を通じて、権力を行使する政治形態です。

簡単に言うと、みんなで決めよう、ということです。

みんなで決めることになりますから、多数決の原理が中心となるかと思います。

多数決ということは、数が多い方が勝つことになります。

マジョリティとならなければやりたいことがやれないのです。
マイノリティではできません。

何かしらの公約で「OOをします」といいますが、それがかなった例は少ないと思います。

選挙において何かしらの公約を掲げ当選をしたとしても、当選者に仲間がいなければ公約は実現しにくいものです。

それは議会においても多数決の原理が採用されているからです。

ですので、何かしらの行動と結果を求めるのであれば仲間を増やさなくてはなりません。

日本を変えたい、世界を変えたいという高い志を持っているのであれば、仲間を増やすことから始めなければなりません。

橋下徹元市長は、首長の地位をもっているだけでは政策を実現できないということで、維新の会を発足させたのだと思います。

すごい行動力ですよね。
仲間を増やしたことで多数決にも勝つことができ、やりたいことが一定程度できたはずです。

行動力があった数少ない政治家であったと思います。

最後に、サイレントマジョリティとは、物言わぬ大多数という意味です。

日本人は、政治に飽き飽きしているのか、興味がないのかわかりませんが、自民党という大多数を形成させておきながら、特に何も言いません。
自民党としてはありがたいのでしょうが、もっと「こうしてくれ」という声をあげてもよいと思います。

大野