ある共通の理念を持つものの集まりとして、政党があります。
自民党、立憲民主党、国民民主党、公明党、日本維新の会、日本共産党、社会民主党、などがありますね。

最近では、立憲民主党に国民民主党が合流するかどうかがニュースとなっていました。

そして、社会民主党が立憲民主党に合流するかどうかというニュースまで流れてきました。

国会では国会議員の数によって質問の時間などが割り当たられており、数が多いほど行動がしやすくなります。

また、お金の面でも政党交付金として、政党の活動を助成する目的で国庫からお金が支出されており、政党が大きいほど交付金を得られ、宣伝などがしやすくなります。

民主主義ですから、多数を占めるものの意見が反映されやすく、合流などによって勢力を拡大させるのは致し方ないのかもしれません。

ただ、本当に理念をもっている者がそんな簡単に合流を繰り返したりするのかは甚だ疑問ではあります。

立憲民主党も元は民主党の人たちで、政権をもったことがある人たちです。それが下野したときにすったもんだで別れた挙句、元に戻る。
社会民主党も民主党政権時代、連立政権を組んでいたが、結局は政権を離脱しています。

理念が違うから別れた、政策が違うから別政党という前提に立つと、理念を持っている方が少ないのかなと思わざるを得ません。

理念を持ちずっしりと構えたうえで、仲間を得られなければその理念は求められていない、そう感じるようになってはじめて合流などを考えてほしいなと思います。

選挙間近になって「合流、合流」の話が出るのはお金のにおい、自己が当選するための手段のようにしか感じません。

前回の衆議院選挙は2017年10月で、衆議院の任期は4年です。2021年には選挙が確実にあります。
ぜひ、皆さん投票に行きましょう

大野