設立当初、行政書士事務所の社会における役割を考えた時に明確なビジョンはありませんでした。最初は「人の役に立つ」そのことだけで始めました。

設立から今日にいたるまでの間我々の力を必要としていただいた企業様、個人様、創業メンバー、設立後に加入していただいたメンバーといった多くの方々に支えられ今日まで事業を継続してくることができました。

長い時間の中で私自身、社会の中での行政書士事務所の役割、そして弊所の役割を考えるに至りました。

それは、世の中の不便、不合理をなくすことです。簡単なお手続き、書類の作成、ご相談または役所に問い合わせれば間に合うようなお手続きのお手伝いをするのであれば、行政書士事務所は不要だと思っています。ましてや弊所の役割などありません。

しかし、その手続きは社運をかけたプロジェクトであるですとか、どこに相談しても明確な回答を得られない方、明日のことを考えただけでも眠れないといった方、事業を継続していくうえで強力な防御を誇る契約書が必要な企業様、大幅な事業改革をしなければ、もはや立ちいかなくなっている状態の企業様がいらっしゃいます。

そういった状況を一変させなければ先に進むことができないといった大きなリスクを抱えていらっしゃる皆様のお手伝いができれば、この社会において行政書士事務所は必要な存在になると考えています。

調べれば簡単にわかる問題に貴重な資本を投下しないでください。弊所の役割は、きわめて厳しい状況にある企業様、個人様と共に同じ痛みを共有し、共に問題解決を図るべく知恵を出すことにあります。

その場で終わる依頼ではなく、依頼者様のその後の人生を明るいものとなるように考えるパートナーとして、依頼者様のご期待に応え続けたいと思います。

何とぞ、皆様の御支援と御指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

       南本町行政書士事務所
代表 行政書士  西本 忠敬