キャピタルゲインは日本語訳で資本利得といいます。

値上がりした土地や株式などの売却益を意味します。

反対に値下がりし損をした場合は、キャピタルロスといいます。

会社法を勉強していると、たまにキャピタルゲインという言葉を耳にすることがあります。

新株予約権の項目ですかね。

新株予約権は、新株予約権を発行した(株式)会社に対し、その権利を行使することによって、その会社の株式の交付を受けることができる権利です。

新株予約権の権利を持っている人が、会社に対してその権利を行使し、お金を払い込むことで会社から株式を取得することができます。

株式を500円で買えるとする権利を1000株分を甲さんに与え、甲さんがこれを行使し、株式を取得し、500円よりも高い金額で市場売却すれば、差額分が利益となります。

キャピタルゲインを得ることができる。

甲さんとすれば、500円よりも高い金額を市場が付けるように会社の価値を上げるような行動をするというインセンティブが働きますから、報酬の支払いとして新株予約権が使われることがあります。

大野