人に情けをかけることは、その人にとって良くないこと、好ましくない、という話があります。

似たような言葉として、情けは人の為ならず、というものがあります。

両者は似ていますが、似ていません。

情けは人の為ならず、という言葉は、人に対して情けをかけておけば、巡り巡って自分に良い報いが返ってくるという意味でつかわれるものです。

つまり、良いことをしていれば、必ず良いことが起こるということです。

顧客、会社、上司、部下、後輩のために粉骨砕身働いていると、巡り巡って自分にとってプラスになる、どんなことであっても一生懸命仕事に取り組む姿勢が大切だといえます。

先日お亡くなりになった、稲森和夫さんも利他の心が大切だということを言っていたような気がします。

情けという言葉からマウントを取っている感じがしますが、本来は良いことをする、という意味なのかもしれません。

一生懸命、人の為、自分のために働く、そして、ぐっすりと寝る、朝は希望をもって目覚める。

麻生太郎さんが似たようなことを国会で答弁しておりました。

大野