資本主義とは資本家が、労働者を労働力として買い、それを上回る価値を持つ商品を生産、提供して利益を獲得する経済構造です。

利益の追求が社会の基本となっているのが資本主義です。

成功を収めることができれば、資本をたくさん有することになりますからお金をたくさん得ることができます。
失敗すれば、資本を得ることができず、お金を得ることができず、苦しくなってしまいます。

そんな資本主義について、労働者目線でうまく表現している人がいました。

資本主義社会を流しそうめん会場と表現し

「流しそうめん会場の上流に居座る資本家は悠々と麺をすすり、下流にいる労働者は取りこぼされた数本の面を必死にすくい取っていく」

資本家もそうめん会場の上流に居座るために、あらゆる手を打っているはずですし、いつ下流に行くことになるかわからない恐怖があるため、資本家を攻撃することはおかしな議論となってしまいますが、うまく表現されたものだなと感心してしまいました。

現在、流しそうめん会場の下流にいたとしても、いつでも上流に行くことができるのが、資本主義でもあります。

大野