高級なものや廉価なもの、巷には様々な商品が展開されています。

同じものでも高いものから安いものまでいろいろです。

同じことをするのであれば、なぜ同じ価格に設定しないのでしょうか。

これは人の価値観に焦点を合わせたターゲットの絞り込みなのだと思います。

例えば、美容院・理容院

一度髪の毛を切りに行くと、何万円もするところから、何千円、何百円でカットをしてくれるところがあります。

これは、髪の毛という数カ月に一回きりに行くか、毎月きりにいくか、様々な人の価値観が現れるところです。

数カ月に一回髪の毛を切りに行く人からすると、お金は高くても出すので、きちんと切ってほしい

毎月きりに行く人からすると、お金も時間もあまりかけたくないので、ササっと切ってほしい

こんな価値観があるのではないでしょうか。

当然、髪の毛を適当に扱われるのはどちらの場合もNGですし、きちんとしたサービスが行われるのが前提です。

きちんと切ってほしい、という人をターゲットにするのであれば、高い値段で勝負ができるでしょうし、

ササっと切ってほしい、という人をターゲットにするのであれば、安い値段の方が顧客をつかめるチャンスが高くなります。

顧客の心理を突きつつ、ターゲットを絞る。

商品開発って難しいですね。

大野